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屋根塗装 遮熱系塗料の特徴について

リフォーム工房リライフ

遮熱系塗料は、ここ数年で非常に注目されている塗料です。

なぜ塗料で遮熱できるかというと、赤外線の反射率が高い顔料を塗料に含んでいるからというのがひとつのキーワードとなります。

遮熱塗料

各メーカーの商品紹介ページを見ると、実際に温度が低下している実験データが掲載されていますので、屋根面の表面温度が下がり、それが建物内の温度低下にも貢献するというのは間違いなさそうですね。

熱反射特性の表現については、メーカーによって違いがありますが、あるメーカーのカタログでは、熱反射特性による屋根面の温度の低下は、-17度~-20度となっていますから、これをそのまま受け取ると、室温上昇を抑える効果は非常に大きいものがありそうです。

遮熱塗料 塗装の特徴 塗装の種類 明石市 リフォーム工房リライフ

ただし推奨される建物として工場屋根、倉庫屋根、体育館屋根、貯蔵タンクなどがあがっており、基剤の保護力の高さから住宅の屋根にもおすすめ・・・ といった表現が目につきます。

つまりは工場屋根、倉庫屋根、体育館屋根、貯蔵タンクなどが本来、使用に向く建物ですが、それぞれ基剤がウレタン樹脂塗料やシリコン樹脂塗料であるため、住宅の屋根にも使えますよ・・・ といったところなのかな?

なぜなら住宅の場合、とくに最近建てたばかりの住宅なら、屋根断熱や天井断熱がしっかりしているので、屋根面の温度が下がったとしても、その影響が室内まで伝わりにくいと考えられるからです。

つまり断熱性能の高い住宅ほど、遮熱系塗料をわざわざ選択する意味がなくなってしまうということです。

もちろん体育館や工場でも何らかの断熱工法が屋根や天井に施されているでしょうが、住宅にくらべて屋根面積が圧倒的に大きくなることから、住宅より塗料の遮熱効果が生かされるとも考えられます。

したがって断熱性能を重視して建てた住宅でこのタイプの塗料を選択する場合は、遮熱塗料の遮熱効果もさることながら、基剤の塗料のグレードに注意することを忘れてはいけません。

なお、新築住宅の場合なら、遮熱塗料によって増額となった予算を、窓ガラスをLow-E仕様に変更する予算を回したほうが、室内温度上昇の緩和には貢献してくれるのではないでしょうか。

LOW-e ガラス

LOW-e ガラス 遮熱 明石市 リフォーム工房リライフ

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