先日知り合いからお仕事の相談を受けまして たずねて行ったところ…
農機具倉庫の屋根なのですが、 年代物のスレート屋根でして…
皆さんもご存じだとは思いますが、 昔のスレートというのは、石綿を固めて成形 して作っています。
そうです。
少し前に話題になった石綿です。
当初はめくって張替えようとされていた ようなのですが、バキバキに割ってしまうと 周辺に石綿が飛散しまくることになるので、 行政への届け出と工事を行う上での注意、 それにめくったスレートの処分なんかの 問題が出てきます。
どうしたものか?と相談を受けましたが、 ズバリ・・・めくらない。
石綿と聞くだけで、なんだか怖く思える方が 多くいらっしゃると思いますが、 石綿には、鉄骨部に吹き付けている綿状の 飛散性のある石綿と、スレートなどの成形品 のような非飛散性の2種類があります。
非飛散性の石綿は、割れたり壊れたりしない 限りは、石綿が飛び散る恐れがないので、 屋根丸ごとカバーしてしまうと、老朽化する 恐れがなくなり、安全です。
公共の施設でも、多く採用されている方法 ですので、特に変わった方法ではありませんが 皆さん 石綿=危険と思われがちで、撤去 することを考えがちですが、石綿の撤去は 専門の知識を持った職人さんときちんと管理 出来る処分業者でないと行えないので、 高額な工事になりがちです。
費用も抑えられ、安全なカバー工法も スレートの状態によっては、かなり有効な 方法といえます。
もしご自宅の倉庫などにスレートらしきものを 使用されているお宅があればご相談ください。
現状を確認させていただいた上で、適切な ご提案をさせていただきます。
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