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札幌スプレー缶爆発で考えるスプレー缶の処分方法

先日 札幌の繁華街で、不動産仲介業者店舗よりガス爆発が起き、店舗2つを吹っ飛ばし近隣の住宅の窓ガラスが割れるという凄いニュースがありました。
この甚大な被害をもたらした原因が、消臭スプレーの缶であったというのは、皆さんにとっては少々驚きであったことと思います。
各ご家庭でもよく見かけるスプレー缶のたぐいですが、このスプレー缶の処分方法については、各市町村でもルールが作られています。
私どもの近隣の市町村は ◎神戸市 使用済みのスプレー缶は、穴を空け中のガスを抜いたうえで、燃えないゴミへ ◎明石市 使用済みのスプレー缶は、穴を空け中のガスを抜いたうえで、「ボンベ キケン」と書いた袋にいれ、燃えないゴミへ ◎加古川市 使用済みのスプレー缶は、穴を空け中のガスを抜いたうえで、カンの日に黄色のかごに入れてください。
各市で出し方の方法は様々ですが、中のガスをご自身で抜いてください。というところは同じです。
ガスを抜く行為自体が危険か?と言われれば、それほど危険な事はありません。

札幌の事故の大きな間違いは、室内で行った事と120本という大量のスプレー缶を一度に処理したことだと思います。
一般のご家庭で120本もスプレー缶を処理することはなかなか考えにくいので、このような事が一般家庭で起こるとは考えにくいのですが、それでも室内で処理をすることは、ガスが充満して濃度が上がる危険があるので、必ず屋外で行ってください。

屋外であれば大気中にすぐに飛散するので 安全です。
これとよく似たことで、年末の風物詩の家の大掃除で、お風呂の掃除を張り切って行われることと思いますが、浴室洗剤とカビ用洗剤は必ず分けてお使いください。
また浴室掃除中は、窓や換気扇、ドアも空けた状態で、密室にならないようにお気を付けください。
違う洗剤同士が混ざると、有害なガスが発生することがあります。
必ず窓を開けて万が一にもガスが発生しても外部に飛散するように対応してから行うようにお願いします。
掃除中に家の不具合を見つけた時は、リライフにご連絡ください。
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